《天秤》(読み)てんびん

世界大百科事典(旧版)内の《天秤》の言及

【ブリューソフ】より

…フランス象徴詩から啓示を受け,1893年に詩文集《ロシア象徴派》を出版し,ロシアで初めて象徴主義者を自称した。1904年にはロシア象徴派最大の雑誌《天秤(てんびん)Vesy》を創刊し,以後,同派が衰退するまで,その中心にいつづけ,ベールイ,ブロークを育て,さらには未来派を育成した。代表的詩集には《都市と世界に》(1903),《花冠》(1906)などがある。…

※「《天秤》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」