《学之光》(読み)がくのひかり

世界大百科事典(旧版)内の《学之光》の言及

【在日朝鮮人】より

…【小沢 有作】
【在日朝鮮人文学】
 日本の地で朝鮮語あるいは日本語を用いて創作を行った朝鮮人の文学活動は,解放前の留学生たちにはじまる。《親睦会会報》(1896)から《学之光》(1915‐30)まで6種・100余冊が出され,李光洙崔南善,田栄沢ら留学生たちは国権回復・旧習打破等を目的とした朝鮮語の小説,詩,エッセー等を発表した。文芸誌《創造》(1919),《海外文学》(1927)等の刊行も留学生の手によるものであった。…

【留学】より

…これは,解放後は在日朝鮮人の手によって南北の違いを超えた在日朝鮮人子弟のための奨学団体となっている。 1895年5月慶応留学生でつくられた親睦会を嚆矢に,1912年の学友会等さまざまな団体が生まれ,《学之光》などの機関誌も発刊された。1919年留学生が東京で発した二・八独立宣言は本国での三・一独立運動の先駆となるなど,抗日救国運動をになった。…

※「《学之光》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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