《安土山屛風》(読み)あづちさんびょうぶ

世界大百科事典(旧版)内の《安土山屛風》の言及

【洛中洛外図】より

…以上3例は〈初期洛中洛外図〉と呼ぶことができるが,〈時〉を反映して以後の洛中洛外図は新しい展開を示す。 新たな表現は,時の最高権力を城郭に象徴するという方法で,その原型となったのは,信長が永徳に描かせてバチカンに贈った《安土山屛風》(片隻に安土城,片隻に安土市街が描かれた。未発見)であったと考えられる。…

※「《安土山屛風》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」