《家族の語彙》(読み)かぞくのごい

世界大百科事典(旧版)内の《家族の語彙》の言及

【ギンズブルグ】より

…著名なロシア文学者であった夫のレオーネとともに,ユダヤ系として,また体制批判者として,ファシズム時代に迫害を受け,夫は拷問により獄死した。代表作に,ビアレッジョ賞受賞の長編小説《バレンティノ》(1957),ストレーガ賞受賞の長編小説《家族の語彙》(1963),随筆集《小さな真実》(1962),戯曲《海の国》(1972)などがある。主として家庭の日常に焦点を当てながら,そこに生みだされてくる葛藤や悲劇を,抑制のきいた明晰な文体のうちに描きだしている。…

※「《家族の語彙》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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