世界大百科事典(旧版)内の《山師》の言及
【イシャウッド】より
…39年アメリカに移住し東洋哲学に興味を持つとともに,第2次大戦後は南米旅行記《コンドルと牝牛》(1949),小説《夕暮れの世界》(1954)などを発表している。しかし彼の最もすぐれた仕事は,カメラアイという映画的手法でヒトラー政権直前のベルリンを描いた《山師》(1935),六つの短編小説の連作から成る《ベルリンよさらば》(1939)で,特に映画《嵐の中の青春》をはじめ,何度か映画化・劇化されている。【鈴木 建三】。…
※「《山師》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」