《弘道館記》(読み)こうどうかんき

世界大百科事典(旧版)内の《弘道館記》の言及

【弘道館記述義】より

…2巻。水戸藩の藩校弘道館(1841開館)の建学の趣旨を示した徳川斉昭撰の《弘道館記》(1838成稿)に,その草稿の作成者であった東湖が,命をうけて逐語的に注釈を加えたもので,敬神崇儒,尊王攘夷,忠孝無二,文武不岐,学問・事業の一致という後期水戸学の主要思想が集約的に提示されている。会沢正志斎の《新論》とともに水戸学を代表する著作である。…

※「《弘道館記》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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