《律呂弁説》(読み)りつろべんせつ

世界大百科事典(旧版)内の《律呂弁説》の言及

【雅楽】より

…これに対し,三方楽所が成立し治安も整った江戸時代の楽書《楽家録》は,全編が井然と構成され,ある種のゆとりさえ感じられる。 近世楽書のいま一つの特徴は音律論への強い関心であって,この系統のものとして中根元圭(璋)《律原発揮》(1692),中村惕斎(てきさい)《筆記律呂新書》,鈴木蘭園《律呂弁説》(1815)などがあり,漢学者,考証学者の活躍が目立つ。他方,国学者は古代歌謡の詞章注釈を盛んに行った。…

※「《律呂弁説》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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