《律蔵》(読み)りつぞう

世界大百科事典(旧版)内の《律蔵》の言及

【阿含】より

…釈尊すなわちゴータマ・ブッダの入滅後,その教法(ダンマ)や教団の規律(ビナヤ)は,記憶しやすい詩や短文の形で,口伝によって継承された。その後教団の確立にしたがい,教法は《経蔵Sutta‐piṭaka》に,規律は《律蔵Vinaya‐piṭaka》に,それぞれ集大成された。このうち経蔵は,長,中,相応,増支の阿含あるいはニカーヤnikāya(部)に分けられていて,全体を総称して阿含,阿含経という。…

※「《律蔵》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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