《御袖裏扣》(読み)おそでうらひかえ

世界大百科事典(旧版)内の《御袖裏扣》の言及

【老中】より

…なお将軍面前における当日の予定は,別に折本様のものに記されている。これに対し真田幸貫のものは,日付の次に出宅,登城,御機嫌伺,召出,退出の記事が冒頭にあり,時刻,側衆(そばしゆう)名,召出有無などが朱加筆される《御袖裏扣(おそでうらひかえ)》が原型である。これは幕府奥右筆が老中の家臣から選ばれた案詞奉行らを指導して,翌日の老中の予定を書かせ,一方老中はこれを袖に入れて当日の仕事の参考にし,必要により朱加筆していったと考えられる。…

※「《御袖裏扣》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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