《息子》(読み)むすこ

世界大百科事典(旧版)内の《息子》の言及

【ハーゼンクレーバー】より

…ユダヤ系の衛生顧問官の子としてアーヘンで生まれ,オックスフォード,ローザンヌ,ライプチヒの大学で文学や哲学を学び,第1次大戦に従軍したのち,平和主義者に転じた。暴君的な父親に対する息子の反抗を扱う悲劇《息子》(1914)は,もっとも早い表現主義劇として当時の若い世代に圧倒的な支持を得,反戦劇《アンティゴネ》(1917)をはじめ,《人間》(1918),《決定》(1919),《彼岸》(1920)などをつぎつぎと発表。20年代に入り,仏教,心霊学に関心を示すかたわら,パリ,ハリウッドなどで新聞通信員として活躍。…

※「《息子》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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