《愛の妙薬》(読み)あいのみょうやく

世界大百科事典(旧版)内の《愛の妙薬》の言及

【ルチア】より

… ドニゼッティの生前,イタリアでは政情不安定な世相を反映して〈恐怖オペラ〉や〈狂乱オペラ〉が流行したが,この《ルチア》はその種のオペラの典型であり,後半の〈ルチア狂乱の場〉が見せどころとなっている。この作品は,《アンナ・ボレーナ》や《愛の妙薬》とともにドニゼッティのオペラの最上の特質であるベル・カントの流麗な旋律によって今日も親しまれている。日本では,1918年に東京浅草の駒形劇場において原信子主演で一部分が紹介され,23年カーピ・イタリア歌劇団がほぼ全曲の初演を行っている。…

※「《愛の妙薬》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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