《旅の絵》(読み)たびのえ

世界大百科事典(旧版)内の《旅の絵》の言及

【ハイネ】より

…青年期にはボン,ベルリン,ゲッティンゲンの各大学で法律を修めた。 1820年代を代表する一連の散文作品,たとえば《ハルツ紀行》《ル・グランの書》《イギリス断章》《ミュンヘンからジェノバへの旅》などの《旅の絵Reisebilder》シリーズ(4巻,1826‐31)は,フランス革命への愛をてこにして認識の地平を広げつつ,ドイツの〈旧体制〉批判へと大胆に踏みこんでいく戦闘的ジャーナリストの前進の記録であり,フランス七月革命(1830)によって覚醒する青年ドイツ派の模範的先例となった。31年,特派員としてパリに赴き,以後亡命し,その死去まで同地で過ごす。…

※「《旅の絵》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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