《日本昔噺》(読み)にほんむかしばなし

世界大百科事典(旧版)内の《日本昔噺》の言及

【巌谷小波】より

…その処女作《こがね丸》(1891)は,《少年文学》叢書第1編として近代日本児童文学史をひらく画期的作品となり,以後博文館と組んで,種々の児童向けの雑誌や叢書を刊行した。《日本昔噺》(1894‐96),《日本お伽噺》(1897‐98)で,桃太郎や花咲爺などの民話や英雄譚を再話復活して集成普及し,さらに《世界お伽噺》(1899‐1907)などに拡大した。また童話口演の全国行脚によっても親しまれた近代児童文学の生みの親である。…

※「《日本昔噺》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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