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《易の音楽》 えきのおんがく

世界大百科事典内の《易の音楽》の言及

【偶然性の音楽】より

…音楽に一種の偶然性を利用することは,民族音楽における即興演奏や西洋古典派音楽のカデンツァに見られるように,東西を問わずに古くから存在していた。アメリカの作曲家ケージは,1951年,中国の易の方法を用いてピアノ曲《変化の音楽Music of Changes》(《易の音楽》)を作曲し,以後,欧米の現代音楽の分野で偶然性を利用する音楽活動が活発に行われるようになった。C.ウォルフ,M.フェルドマン,E.ブラウンらのケージ一派の作曲家は,サティの音楽,ダダ,シュルレアリスム,禅,易学などから多くの影響を受けながら,〈インデターミナンシー(不確定性)〉〈ハプニング〉〈イベント〉などと称される生きた音楽行為を重視する音楽活動を展開した。…

【ケージ】より

…《ソナタとインタールード》(1946‐48)が代表的である。40年代末よりしだいに音響と沈黙をそれ自体として聴くことに音楽の意義を見いだし,音響を独立させるために,偶然的に音響を並べる易(えき)にヒントを得た〈チャンス・オペレーションズ〉の方法を用いて《易の音楽Music of Changes》(1951)等を書く。沈黙の曲《4分33秒》(1952)もこの考え方から生まれたが,この期のケージの活動には,後のハプニング等の原型が含まれている。…

※「《易の音楽》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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