《李義山詩集箋注》(読み)りぎさんししゅうせんちゅう

世界大百科事典(旧版)内の《李義山詩集箋注》の言及

【朱鶴齢】より

…江蘇省呉江県の人。明末に県学の学生,1644年の清朝新政権成立後は出仕せず,複雑な心のうちを詩に託する一方,銭謙益に師事して杜甫詩の注釈に従事,つづいて晩唐の李商隠の人物と詩を再評価して《李義山詩集箋注》を刊行,李詩解釈学の基礎をきずいた。のち友人顧炎武の勧めにしたがって《書経》《詩経》《春秋左氏伝》など経書の考証学に転じた。…

※「《李義山詩集箋注》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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