《東海遊子吟》(読み)とうかいゆうしぎん

世界大百科事典(旧版)内の《東海遊子吟》の言及

【バイロン】より

…情熱と行動の詩人バイロンの後期の抒情詩〈さすらいをやめよう〉や,グイッチョリ伯爵夫人への愛をうたった〈ポー川〉や哀切な辞世のうたは,心に残る佳品である。 日本でもバイロンは早くから紹介され,《マンフレッド》を抄訳した森鷗外の《於母影(おもかげ)》(1889),《シヨンの囚人》を翻案した北村透谷《楚囚之詩》(1889),《チャイルド・ハロルドの遍歴》から構想を得た土井晩翠《東海遊子吟》(1906)などは有名である。【松浦 暢】。…

※「《東海遊子吟》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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