《東漢会要》(読み)とうかんかいよう

世界大百科事典(旧版)内の《東漢会要》の言及

【会要】より

…この徐松輯本《宋会要》は,それ以後の宋代制度,経済史研究の飛躍的進展に大きな役割を果たしている。なお,会要の名を付した書物に,宋の徐天麟の《西漢会要》と《東漢会要》,あるいは清末の孫楷の《秦会要》などがあるが,それらはいずれも一次史料としての価値はない。元代よりのち,明,清と皇帝独裁の中央集権制度がさらに進み,制度が複雑に変化すると,会要の名はすたれ,元の《経世大典》,明・清時代いくつかできた《大明会典》《大清会典》の形に発展的に解消してゆく。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」