《権威主義的パーソナリティ》(読み)けんいしゅぎてきぱーそなりてぃ

世界大百科事典(旧版)内の《権威主義的パーソナリティ》の言及

【アドルノ】より

…アメリカ滞在中,ホルクハイマーと共著で,近代的合理性ないし西欧文明への根本的省察とも言うべき《啓蒙の弁証法》(1947)を出版。またアメリカの学者と共同して精神分析と世論調査の手法を結合した潜在的ファシズムの研究《権威主義的パーソナリティ》(1950)を著す。50年代にドイツに帰り,以後フランクフルト学派の指導者として,哲学,社会学,美学,文化評論の各分野にわたり,鋭い批判的精神と華麗なレトリックによって健筆をふるい,文化批判の面で,同時期におけるオピニオン・リーダーの役割を果たした。…

※「《権威主義的パーソナリティ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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