《江戸鑑》(読み)えどかがみ

世界大百科事典(旧版)内の《江戸鑑》の言及

【武鑑】より

…江戸時代,諸大名の氏名,本国,居城,石高,官位,家系,相続,内室,参勤交代の期日,献上および拝領品目,家紋,旗指物,重臣などを掲載した小型本。寛永年間(1624‐44)の《治代普顕記》所収の〈日本六十余州知行高一万石以上〉の一編が先蹤であるが,形態が整ったのは《正保武鑑》(1647)で,《大名武士鑑》(1651年,江戸日本橋中野仁兵衛刊),《知行附》(1656年,伊勢屋刊),《江戸鑑》(1659)などが早いものである。さらに記載事項の増加した《本朝武鑑》や元禄年間(1688‐1704)の《太平武鑑》《正統武鑑》など,宝永・正徳(1704‐16)の《賞延武鑑》《一統武鑑》などが刊行された。…

※「《江戸鑑》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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