《浮嫐鵺頼政》(読み)うわなりぬえよりまさ

世界大百科事典(旧版)内の《浮嫐鵺頼政》の言及

【嫐打物】より

…歌舞伎,人形浄瑠璃の演出の一系統。〈うわなり〉とは後妻,次妻の意,転じて嫉妬の意味に用いられた。離別された先妻が親類知人の女性を集めて後妻(うわなり)のところに乱入するという後妻打ちが江戸初期まで行われた。名称は同じだが,歌舞伎,人形浄瑠璃の〈嫐打物〉はこれを直接脚色したものではなく,主として怨霊による嫉妬の演出の系統をさす。歌舞伎では,江戸で1699年(元禄12)3月江戸中村座の《一心五界玉》に演ぜられたものが最初とされ,歌舞伎十八番の《嫐》の初演とされているが,これは市川団十郎家でこの系統の役を演じた最古の記録というにすぎない。…

※「《浮嫐鵺頼政》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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