《海内華夷図》(読み)かいだいかいず

世界大百科事典(旧版)内の《海内華夷図》の言及

【賈耽】より

…賈耽はつねに外国の使節や外国に使した中国人に会って,かの地の地理,風俗,物産等をたずねたといわれるが,彼の著作はこうして得た知識の結晶である。なお《海内華夷図》は当時の地名と古地名が朱墨で書きわけられていたほか,方眼図法のもとをひらいたものとして,地図学史上注目されているが,図の解説を含むとみられる《賈耽地図》10巻とともに現存しない。わずかに現存する石刻の《華夷図》によって原図のおもかげをしのぶことができるだけである。…

※「《海内華夷図》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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