《牧師館の殺人》(読み)ぼくしかんのさつじん

世界大百科事典(旧版)内の《牧師館の殺人》の言及

【クリスティ】より

…処女作《スタイルズ荘の怪事件》(1920)以来,多数の長編・短編小説,戯曲を発表,世界中の読者から愛され,〈ミステリーの女王〉という名で知られた。処女作以来,《アクロイド殺害事件》(1926)などの代表作では,ベルギー生れのエルキュール・ポアロ探偵が登場するが,イギリスの典型的な田舎の小村に住む老女,ミス・マープルがしろうと探偵として活躍する《牧師館の殺人》(1930)などの作品も人気がある。自分の短編を基に書いた戯曲《ねずみとり》は52年ロンドン初演以来記録的ロングランを続け,彼女の多くの作品は映画化された。…

※「《牧師館の殺人》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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