《牧羊神》(読み)ぼくようしん

世界大百科事典(旧版)内の《牧羊神》の言及

【上田敏】より

…この後,フランス象徴主義の移植を図り,雑誌《明星》を中心に,P.ベルレーヌ,C.ボードレールらの作品を意欲的に翻訳紹介し,1905年,不朽の名訳詩集《海潮音》を刊行,以後の詩歌壇に決定的な影響を与えた。ほかに,審美的な人生観・芸術観を語った自伝的な小説《うづまき》(1910),《海潮音》以後のいっそう柔軟な訳詩を収めた翻訳詩集《牧羊神》(1920)などがある。【河村 政敏】。…

※「《牧羊神》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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