《皮をかぶった犬》(読み)かわをかぶったいぬ

世界大百科事典(旧版)内の《皮をかぶった犬》の言及

【オーデン】より

…すでに詩集《演説家たち》(1932)は,マルクス的社会分析とフロイト的精神分析をないまぜにして武器としていた。C.イシャウッドとの合作詩劇《皮をかぶった犬》(1935)や《F6登攀》(1936)では,ドイツ表現主義の手法を実験的に試みている。群衆から隔絶した孤独な英雄(飛行士や登山家)に憧れ,風刺や言葉遊びに才能を発揮し,そして詩集《見よ,旅人よ》(1936)では,何よりもすぐれた恋愛詩の作者であった。…

※「《皮をかぶった犬》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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