《確率過程》(読み)かくりつかてい

世界大百科事典(旧版)内の《確率過程》の言及

【ドゥーブ】より

…1935年以来イリノイ大学に所属し,45年教授となる。確率過程論の基礎に関する系統的研究を行い,とくに可分変形の理論とマルチンゲールの理論は著しく,その成果は53年刊行の著書《確率過程》に収められている。マルチンゲールは公平なかけ事のモデルと考えられる重要な確率過程であり,P.レビらが研究を始めたが,ドゥーブはそれとともに劣マルチンゲールという概念も導入し,解析学における(劣)調和関数論の確率論版ともいうべき美しい理論を作った。…

※「《確率過程》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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