《経営経済学原理》(読み)けいえいけいざいがくげんり

世界大百科事典(旧版)内の《経営経済学原理》の言及

【グーテンベルク】より

…フランクフルト大学卒業後,実業界生活を経て学問の世界に入り,イェーナ大学,ゲーテ大学などを経て,1951年シュマーレンバハの後継者としてケルン大学に迎えられた。代表的著作の《経営経済学原理》全3巻(1951‐69)は,生産過程の把握に重点を置き,経営過程を基本的要素(労働給付,経営手段,材料)と派生的要素(営業指導と経営指導)の最終過程に分け,要素投入と要素収益との生産性関係が,狭義には生産理論と原価理論の基礎をなし,広義には企業活動すべてに中心的意義をもつとした。また本書は数式展開が多く,1950年代に大方法論争の引金にもなった。…

※「《経営経済学原理》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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