《統計力学の基本原理》(読み)とうけいりきがくのきほんげんり

世界大百科事典(旧版)内の《統計力学の基本原理》の言及

【ギブズ】より

…71年,イェール大学でアメリカ最初の数理物理学教授に就任,終世その職にあった。熱力学の理論的研究に始まる彼の研究は,統計力学,電磁気学,ベクトル解析,代数学に及ぶが,なかでも化学熱力学の基本体系を確立し,相律,自由エネルギー,化学ポテンシャルなど,現在使われている法則,概念を創造した論文《不均一物質の平衡について》(1876‐78)および統計力学のアンサンブル理論の基礎を築き上げた《統計力学の基本原理》(1902)は画期的な業績である。【井上 隆義】。…

※「《統計力学の基本原理》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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