《老子》(読み)ろうし

世界大百科事典(旧版)内の《老子》の言及

【自然】より

…自然という言葉は,もと中国に由来するものである。中国で自然という語が最初に現れてくるのは《老子》においてである。たとえば〈悠として其れ言を貴(わす)れ,功成り事遂げて,百姓(ひやくせい)皆我を自然と謂う〉(第17章),〈人は地に法(のつと)り,地は天に法り,天は道に法り,道は自然に法る〉(第25章)などである。…

【老子】より

…生没年不詳。その著述と伝えられる書物も《老子》と呼ばれる。老子に関する最古の伝記資料である《史記》老子列伝によれば,姓は李,名は耳,字は(たん)といい,楚の苦県(こけん)(河南省鹿邑県)の人。…

※「《老子》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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