《艶菖蒲木偶》(読み)ゆかしのいろあやめにんぎょう

世界大百科事典(旧版)内の《艶菖蒲木偶》の言及

【京人形】より

…お家騒動物の大切(おおぎり)所作事で,ほれた傾城(けいせい)の姿を甚五郎が人形に彫ると,人形に魂が入って甚五郎の動きをまねして動き出すという趣向の踊り。前年の河原崎座で同じ常磐津文字太夫,岸沢式佐で市川九蔵により《艶菖蒲木偶(ゆかしのいろあやめにんぎよう)》を上演している。河竹黙阿弥作《拙腕左彫物(およばぬうでひだりのほりもの)》もある。…

※「《艶菖蒲木偶》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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