《花彙》(読み)かい

世界大百科事典(旧版)内の《花彙》の言及

【小野蘭山】より

…また,本書は自然物の方言を収録し,国語学的にも重要である。《花彙》8巻(1765)は,オランダ語訳本が桂川甫周によりP.F.vonシーボルトに寄贈,サバティエPaul Savatierによるフランス語訳本が1873年(明治6)にパリで出版,日本産植物が海外に紹介された。蘭山は薬物学としての本草の学識も深かったが,その本領は名物学,物産学にあった。…

※「《花彙》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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