《若き日のリンカーン》(読み)わかきひのりんかーん

世界大百科事典(旧版)内の《若き日のリンカーン》の言及

【シャーウッド】より

…風刺的な喜劇から出発してしだいに深刻な内容の劇に転じた。体制に順応しない人物の運命を描いた《化石の森》(1935年初演,1936年A.メーヨー監督で映画化),西洋文明の破滅をとらえた《白痴の喜び》(1936年初演,1939年C.ブラウン監督で映画化),青年時代のA.リンカンを主人公にした《イリノイのエーブ・リンカン》(1938年初演,1939年J.フォード監督で映画化《若き日のリンカーン》)などを発表。第2次大戦中はF.D.ローズベルト大統領の演説の起草者ともなった。…

【フォンダ】より

…1929年から端役でブロードウェーの舞台に立ち,《ニュー・フェース》につづく《農夫の妻》(1934)の主役を演じて注目を浴び,その映画化作品《運河のそよ風》(1935)でスクリーンにデビュー。ヘンリー・ハサウェー監督《丘の一本松》(1936),フリッツ・ラング監督《暗黒街の弾痕》(1937),ウィリアム・ワイラー監督《黒蘭の女》(1938),ジョン・フォード監督《若き日のリンカーン》(1939),《怒りの葡萄》(1940)などで〈アメリカの小さな良心〉を体現し,演技力のあるスターとして注目される。42年,海軍に志願して服役したあと,ジョン・フォード監督《荒野の決闘》(1946),《アパッチ砦》(1948)などに出演。…

※「《若き日のリンカーン》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android