《菩提道灯論》(読み)ぼだいどうとうろん

世界大百科事典(旧版)内の《菩提道灯論》の言及

【アティーシャ】より

…1042年ころ西チベットに招かれ,45年中央チベットに向かい,この国の仏教再興phyi darの指導者とされた。その著《菩提道灯論》で示された小乗・大乗・金剛乗統合思想は最終期インド仏教の根本理念としてチベット仏教に方向を与えた。弟子ドムトゥンによってカーダム派がはじめられ,後代ツォンカパがゲルー派に発展させた。…

※「《菩提道灯論》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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