世界大百科事典(旧版)内の《輪蔵》の言及
【鉢叩】より
…(2)狂言の曲名。能《輪蔵(りんぞう)》の替間(かえあい)狂言だが,独立した本狂言としても演じられる。都の鉢叩き僧が北野神社へ参詣しようと仲間を待つところへ,ほかの鉢叩き僧,鉦(かね)打ち,茶筅(ちやせん)売りが〈治まれる,都の春の鉢叩き,叩き連れたるひと節を,茶筅召せと囃さん,この茶筅召せと囃さん〉と謡いながら登場。…
※「《輪蔵》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」