《重広会史》(読み)じゅうこうかいし

世界大百科事典(旧版)内の《重広会史》の言及

【類書】より

…科挙受験のための類書で,最も古いものとして挙げねばならぬのは唐の《兎園策府》であり,宋代の《玉海》《古今源流試論》もこの類である。また《重広会史》のように,官僚が実務上必要とする事項が採録される類書が作られるのもこのころからで,事物の検索のためのものとしては,唐の《類林》,宋の《全芳備祖》,明の《唐類函》,清の《淵鑑類函》がよく知られている。 その3は,書店が広く販売する目的で学者に作らせた類書で,科挙の受験参考書が多いが,民間の日常的な需(もと)めから作られたものもある。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」