《閑情偶寄》(読み)かんじょうぐうき

世界大百科事典(旧版)内の《閑情偶寄》の言及

【李漁】より

…〈中国的なバロック的発想〉と評される李漁の劇作は,その多くは杭州時代につくられ《笠翁十種曲》に収められている。また園芸,飲食などの記事の含まれる随筆《閑情偶寄》16巻のなかの5巻を占める〈詞曲部(劇作法)〉〈演習部(演出論)〉は,本格的な中国のドラマトゥルギーとして注目される。この2部は1920年代に単行されて以降,《李笠翁曲話》の書名で知られる。…

※「《閑情偶寄》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android