《雲母》(読み)うんも

世界大百科事典(旧版)内の《雲母》の言及

【飯田蛇笏】より

…その句風は初め空想的,妖艶趣味が強かったが,のち風土に根ざして自然と自己の混然一体化した生命感を,雄勁重厚に格調高くうたい上げた。17年,俳誌《雲母(うんも)》を主宰し,甲斐の山村の風土に腰を据えて句作を続け,《山廬集》(1932),《山響(こだま)集》(1940)などを上梓。戦中戦後両親と3児を失う悲運に耐えて句境を深め,俳壇の重鎮として活躍した。…

※「《雲母》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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