《音論》(読み)おんろん

世界大百科事典(旧版)内の《音論》の言及

【考証学】より

…彼らは,明王朝の滅亡という事態に直面して,強い実践への関心から,明代の学問の空疎なるを慨(なげ)いて実事求是の学問を追求していった。顧炎武は《音論》のなかで,論証に当たって本証(《詩経》ならば《詩経》自体について証拠を求めたもの)と傍証(他書に証拠を求めたもの)を採用し,これらの証拠にもとづいて正確な論断を下すべきことを主張した。証拠のない臆見は考証学者の最も排斥するところであった。…

※「《音論》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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