《類字源語抄》(読み)るいじげんごしょう

世界大百科事典(旧版)内の《類字源語抄》の言及

【辞書】より

…これらは和歌を読み,作るためのものであるが,中世,《源氏物語》の研究がさかんになるにつれて,《源氏物語》の語彙を分類配列して語釈を加えた辞書が現れた。長慶院の《仙源(せんげん)抄》はイロハ引き国語辞書として最古のものであり,そのほかに竺源恵梵の《類字源語抄》(1431(永享3)成立)などもある。また連歌のための辞書として,応其の《無言抄》(1580(天正8)成立),著者未詳の《匠材集》(1597(慶長2)成立)などが現れた。…

※「《類字源語抄》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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