《風雲児女》(読み)ふううんじじょ

世界大百科事典(旧版)内の《風雲児女》の言及

【義勇軍行進曲】より

…田漢作詞,聶耳(じようじ)作曲。本来は,抗日に立ち上がる青年詩人を描いた映画《風雲児女》(1935)の主題歌であったが,抗日戦争期に勇壮なそのメロディーが広く人々の心をとらえたことで,代表的な革命歌曲となり,新中国成立とともに国歌に指定された。歌詞の大意をあげれば,〈起て,奴隷たることに甘んじない人々よ われらが血潮もて,新しき長城を築け 中華民族はいまや危急存亡の関頭に立たされた おのがじし最後の雄叫びをあげよ 起て,起て,起て 諸人うって一丸となり,敵の砲を冒して前進せよ〉である。…

※「《風雲児女》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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