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《鬼城女山入》 おにがじょうおんなやまいり

世界大百科事典内の《鬼城女山入》の言及

【嫐打物】より

…京坂では1677年(延宝5)京の都万太夫座の近松門左衛門作《藤壺の怨霊》が古い作とされるが確実でない。歌舞伎での〈うわなり〉〈うわなり打ち〉の用語は1688年(元禄1)刊《野郎役者風流鏡》今村久右衛門の条〈うはなりのめいじん〉,93年刊《古今四場居色競百人一首》玉川千之丞の条〈うはなりのかいさん〉,1702年江戸山村座の《鬼城女山入(おにがじようおんなやまいり)》に〈うはなりうち〉その他が見え,怨霊・嫉妬の演技・演出と同意に用いられている。おもに元禄期を中心に女方により展開,大成されたものであり,実体は所作事風でケレンの要素も強かったようである。…

【四天王物】より

…なお,古浄瑠璃で有名な金平(きんぴら)浄瑠璃は,金時の子の金平を中心とする〈子四天王〉が活躍するものである。歌舞伎では,1673年(延宝1)江戸中村座上演とされる《四天王稚立(おさなだち)》,1701年(元禄14)7月中村座の《当世(いまよう)酒呑童子》,翌02年7月江戸山村座の《鬼城女山入(おにがじようおんなやまいり)》,81年(天明1)11月中村座の《四天王宿直着綿(とのいのきせわた)》(初世桜田治助作),1804年(文化1)11月江戸河原崎座の《四天王楓江戸粧(もみじのえどぐま)》(4世鶴屋南北作),63年(文久3)8月江戸守田座の《当龝(わせおくて)俄姿画》(3世桜田治助作)の中の〈市原野のだんまり〉などがある。江戸歌舞伎では顔見世でよく上演されたが,顔見世狂言として固定化して用いられるようになるのは,1729年(享保14)江戸市村座の《長生殿白髪金時》あたりからだといわれる。…

※「《鬼城女山入》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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