《魚服記》(読み)ぎょふくき

世界大百科事典(旧版)内の《魚服記》の言及

【晩年】より

…そのなかで《葉》(1934)は習作の断簡によって構成された異色の作品。左翼運動からの転向後最初に書かれた《思ひ出》(1933)は幼年期から中学時代までの特異な感受性の成長をすなおに描き出した自伝的小説であり,《魚服記》(1933)は作者の内面の苦悩と民話的世界とが一体となった変身譚である。作者のユーモアやストーリー・テラーとしての才能を生かしたものに《ロマネスク》《彼は昔の彼ならず》(ともに1934)などがある。…

※「《魚服記》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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