《24の前奏曲》(読み)にじゅうしのぜんそうきょく

世界大百科事典(旧版)内の《24の前奏曲》の言及

【ショパン】より

…当初ショパンは彼女に一種の畏れを感じていたが,サンドの方は高貴なショパンの容貌や繊細な性格,芸術家としての素質に魅せられ,2年後にはこの二人は決定的に結ばれてしまう。このサンドとのマリョルカ島旅行の時に完成した《24の前奏曲》(1839)は,ショパンの音楽が純粋な形で表現された傑作の一つに数えられている。パリ時代の後半は,著しく健康を害したが創作に集中した時期で,ポロネーズにその例をみるように,内容的により豊かになり,形式は拡大してゆき幻想曲風の自由な形式をとりはじめた。…

※「《24の前奏曲》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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