世界大百科事典(旧版)内の《24ドル島》の言及
【実験映画】より
…その先駆的作品となった2作,画家C.シーラーと写真家P.ストランドによる《マナハッタ》(1921。マンハッタンのつづり換え語でホイットマンの詩からとられた題名)と,記録映画作家R.フラハティの《24ドル島》(1925)は,いずれもニューヨークという都会の風景を描いた〈カメラ・ポエム〉で,風景の記録であった。それは,50年代の〈アメリカン・アバンギャルド〉,ライオネル・ロゴーシンの《バワリー25時》やアンディ・ウォーホルの《エンパイア》にもつながるものといえる。…
※「《24ドル島》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」