世界大百科事典(旧版)内のアイザックス,A.の言及
【インターフェロン】より
…1954年,長野泰一,小島保彦によって,動物細胞が産生する物質でウイルスの増殖を阻止する物質として発見され,〈ウイルス抑制因子〉と名づけられた。その後57年,アイザックスA.IssacsとリンデンマンJ.Lindenmannは別の実験系で同物質を見つけ,ウイルス干渉現象interferenceを起こすという意味でインターフェロンと名づけた。ウイルスをはじめとするいくつかの誘導物質によって,生体内,培養細胞(αインターフェロン),白血球細胞(βインターフェロン)などで産生あるいは誘導される。…
※「アイザックス,A.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」