アイドス(読み)あいどす

世界大百科事典(旧版)内のアイドスの言及

【トロス[山脈]】より

…海岸から急にそびえ,アダナ近郊のセイハンSeyhan川のデルタ地帯(キリキアまたはチュクロバと呼ばれる)を除いて平野は少ない。アイドスAydos山(3480m),デミルカズクDemirkazık山(3756m)など3000mを超える高峰がそびえる。東端にキリキア門があり,海岸とアナトリア高原を結ぶ重要な通商路として古来より利用されてきた。…

【ヒュブリス】より

…古代ギリシア倫理思想の根底をなす概念で,しばしば〈傲慢(ごうまん)〉と訳される。アイドスaidōs(〈慎しみ〉),ソフロシュネsōphrosynē(〈節制〉),メトロンmetron(〈則(のり)〉)などの反対概念。思いどおりに事が運んで繁栄の極みにある人間が,幸運に酔いしれ,あるいはみずからの力を過信して,ときには神々に対してさえ示す思い上がった言動,それがヒュブリスで,こうした人間の分をわきまえぬ傲(おご)りや昂(たかぶ)りは,かならずや天罰(ネメシス)を招き,人を破滅させずにはおかないものと考えられた。…

※「アイドス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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