世界大百科事典(旧版)内のアウトコールト,R.F.の言及
【イェロー・ジャーナリズム】より
…《ワールド》の日曜版は,8ページの漫画セクションを出し,そのうちの4ページをカラーで印刷していた。アウトコールトRichard F.Outcaultの黄色い服を着た子どもを主人公にする漫画《イェロー・キッド》(最初は〈Hogan’s Alley〉という題)は,その呼物であった。96年初め,ハーストは《ワールド》日曜版のほとんど全部のスタッフを引き抜き(ピュリッツァーが〈買い戻す〉が,ハーストがより高給で誘い,24時間でまたハーストにつく),その秋全8ページカラーの漫画セクション〈American Humorist〉を出す。…
【連載漫画】より
…新聞と結びついて生まれた漫画の一つの形式。アウトコールトR.F.Outcault(1863‐1923)は,はじめひとこまものの漫画を描いていたが,1894年にニューヨークの新聞《ワールド》に〈ホウガン路地〉を連載し始めた。いつも寝巻を着ていて,頭に毛のない主人公の男の子がニューヨークの貧民街で力いっぱい暴れまわる。…
※「アウトコールト,R.F.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」