世界大百科事典(旧版)内のアエラリウム・サトゥルニの言及
【ローマ】より
…共和政期の関接税には,関税と5%の奴隷解放税が知られている。 元首政期になると,元老院管轄属州からの収益は従来通りサトゥルヌス国庫(アエラリウム・サトゥルニaerarium Saturni)に入ったが,皇帝管轄属州からの収益や国有地あるいは新設の税などの収益は皇帝金庫(フィスクスfiscus)に入った。間接税は帝政期に種類が多くなった。…
※「アエラリウム・サトゥルニ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」