世界大百科事典(旧版)内のアカデミー・シュイスの言及
【アトリエ】より
…とりわけフランスにおいて,新古典主義の隆盛とともに,このようなアトリエの活動が盛んになり,J.L.ダビッド,P.‐N.ゲラン,J.A.D.アングルらのアトリエは有名であった。また芸術家の指導なしに,モデルと場所のみを提供するアトリエも好評で,アカデミー・シュイスは1810年代末に開き,68年に開かれたアカデミー・ジュリアンは美術学校の予備校として学生を集めた。生徒たちは若くて13~14歳,一般に17~18歳の頃にアトリエを持つ芸術家に入門を乞い,許されると入塾料と月謝を払ってアトリエに通った。…
※「アカデミー・シュイス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」