日本大百科全書(ニッポニカ) 「アカルチュレーション」の意味・わかりやすい解説
アカルチュレーション
あかるちゅれーしょん
→文化変容
→文化変容
「文化変容」のページをご覧ください。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
… このように旧石器や新石器時代以来の長い年月の流れを背景として形成された漢民族は,種族的にも文化的にも複合的性格の強い民族集団であるから,そこに生み出された高文化とは,幾種もの異民族・異文化の総合体として築かれたものである。すなわちそれは異文化の接触作用によって生ずるアカルチュレーションacculturationすなわち変容の果実であり産物なのである。それはまたあたかもスズと銅の合金によって青銅がつくられるのと似ていて,中原の地にきわめて目新しく華やかに咲きほこった文化として四周の民族から驚異の目が注がれたかもしれない。…
…だから,伝播しやすいと言われる物質文化の要素にしても,生態学的理由,経済的考慮(経費がかかりすぎるなど),既存の価値体系に合うか否か,などの要因によって受容や拒否が決められる。一方の文化から他方の文化への伝播が進行し,後者の文化体系に変化が生じてくる過程は,文化変容(アカルチュレーションacculturation)と呼ばれる。 クローバーが論じたように,伝播のなかに,刺激伝播あるいは着想伝播と呼ばれるものがある。…
※「アカルチュレーション」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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