世界大百科事典(旧版)内のアキザキナタネの言及
【漬菜】より
…漬菜は,それらから特徴的な群になった,カブとハクサイ類を除く一・二年生の栽培アブラナ葉菜類である。ヒマラヤや東南アジアには,葉を野菜に,種子を油料にするアキザキナタネBrassica campestris var.dichotomaが栽培されているし,中国で栽培されるウンダイアブラナB.campestris var.chinoleiferaも同様な利用がされている。そのような両用の利用から油料専用の作物としてアブラナ(ナタネ)が育成される一方,野菜専用の作物として多数のアブラナ類の品種群が東アジアで選択されてきた。…
※「アキザキナタネ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」